Keyword Surferの使い方を徹底解説。無料で使えるキーワード選定ツール

今回は無料で簡単に使えるキーワード選定ツール、Keyword Surfer（キーワードサーファー）の使い方を解説します。

Google Chromeの拡張機能として使えてめちゃくちゃ手軽。それでいてキーワードの検索ボリュームや関連キーワードをチェック出来るので是非活用してください。

Keyword Surferで出来ること

最初に、Keyword Surferを使ったどうなるのかをお見せします。

普通の検索をするだけでこれだけの情報がチェック出来るようになります。

あれこれツールを開かずに検索画面でこれらの情報が得られるのはかなり楽です。

インストール方法

Keyword SurferはGoogle Chromeの拡張機能なので、Chromeを使用していない場合はこの機会に利用してみてください。

インストール方法はとても簡単です。まずは以下のボタンをクリックしてください。

Keyword surferはこちら

このような画面が表示されるので、「Chromeに追加」をクリック。

「Keyword Surferを追加しますか？」という表示が出たら「拡張機能を追加」をクリック。

Google Chromeの右上に「Keyword SurferがChromeに追加されました」という表示とアイコンが出てきます。これでインストールは完了です。

セキュリティ設定について

実際に使う前に1つだけ設定をしておきましょう。

インストールしたkeyword surferのアイコンを右クリック⇒サイトデータの読み取りと変更を行います⇒「拡張機能をクリックしたとき」にチェックを入れましょう。

これで、普段の検索ではkeyword surferを使用せずに使いたい時だけアイコンをクリックして使用することが出来ます。

Keyword Surfer使い方と見方

ここから実際の使い方編です。といっても使い方はめちゃくちゃ簡単。

Google Chromeで普段どおり検索をするだけです。

「WordPress テーマ」で検索すると・・・

こんな感じ。

アイコンが白丸で囲まれている場合は「keyword surferが起動していない状態」なので検索クリックしてください。

自動で再読み込みが始まり結果が表示されます。

月間検索ボリューム数のチェック

検索欄の右に日本の国旗と数字が表示されます。ここが今検索したキーワードの月間検索ボリューム（推定）になります。

キーワードを変える度にここが変わります。また、キーワードを入力している時に表示されるサジェストキーワードでもこの機能が表示されます。

数字は推定データです。また、キーワードによっては０と表示されます。色々キーワードを試してみてください。

ライバルサイト（上位サイト）の月間アクセス数の見方

次に検索で表示された記事（サイト）の部分の数字を解説します。

一番左側が「月間トラフィック数」です。簡単に言えばこの記事の月間アクセスのこと（推定データです）。

検索したキーワードで上位表示させるとどれくらいアクセスが来るのか、ということの参考になりますね。

記事毎の単語数の見方

真ん中の数字はこの記事の単語数を表しています。記事がどれくらいのボリュームなのかをざっくりですが知ることが可能です。

これを目安として、自分が書く記事の文章量もある程度決めていくことが出来ます。

ちなみに自分の記事の単語数を知りたい場合は、投稿画面左上のアイコンをクリックするとわかります。

記事の完全に一致する単語数の見方

これは「検索したキーワードが完全一致した状態で、何回記事内に使われているか？」という数字です。

この記事ではWordPressのテーマがズラッと並んでいたので、キーワードとしては入っていませんでした。だから0と表示されています。

ただし、２，３語の複合キーワードで完全一致することは少ないのでそこまで気にしていません。

関連キーワードの検索ボリュームの見方（画面右）

次に右側の項目を見ていきます。

こんな感じで「検索したキーワードに似たキーワード」と「その検索ボリューム」を表示してくれます。

つまり、１回検索するだけど関連キーワードのボリュームもチェック出来るということ。これはかなり便利でした。

画像では20個の表示にしているけれど、2〜２０の範囲で選べます。

また、気になるキーワードをより詳細にチェックしたいのであればキーワードをクリックします。

例えば画像の一番下にある「WordPress　カスタマイズ」をクリックしてみると・・・

こんな感じで再検索してくれます。自分で入力しなくてもいいのでとても便利！

ガッツリ関連キーワードだけを調べたい場合はラッコキーワードを使うのがおすすめです。

クリップボード機能とCSVの提出

また、関連キーワードのデータはエクセルで開けるCSVファイルとして保存することが可能です。

保存仕方は簡単。保存した関連キーワードの横にある★マークをクリックします。

クリックしたら「Clipboard」をクリック。

選択したキーワードが表示されるので、右上のアイコンをクリックして「Export as CSV」をクリックするとダウンロードが始まります。

ダウンロードしたファイルはエクセルで開けます。

エクセルで開いた場合に、文字化けすることもあります。その際はこちらのサイトを参考にしてみてください。

Correlation charts部分の解説

関連キーワードの下にある、「Correlation charts」は検索結果と連動しています。

左の検索結果で表示された月間トラフィック、単語数、完全一致キーワードが出てきた数をグラフで見ることが出来ます。

数字よりも視覚的にわかりやすいです。

キーワードプランナー、ウーバーサジェストとの違い

キーワード選定でよく使わるツールとしてキーワードプランナー、Ubersuggestがあります。

この２つと機能を比べてみました。

	Keyword Surfer	キーワードプランナー	Ubersuggest
ログイン	なし	有り	有り
回数制限	なし	なし	１日３回
詳細データ	出る	出ない	出る

Keyword Surferはログインがいらず、回数制限がありません。

Ubersuggestは無料版だと１日３回しか検索が使えないためメインで使うには厳しいです。

キーワードプランナーは無料での利用の場合、「10〜１００」といった曖昧なデータ表示になります。

こういったことを踏まえて無料で使うのなら「Keyword Surfer」が現状一番だと感じました。

UbersuggestとKeyword Surferのデータを比べてみた

詳細なデータが出るといっても推定なので、UbersuggestとKeyword Surferの両方で同じキーワードを調べて数値に差があるのかチェックしてみました。

「WordPress テーマ」「WordPress ログイン」の場合

Ubersuggestの場合

Keyword Surferの場合

「WordPress ログイン」はどちらも同じ、「WordPress テーマ」はUbersuggestの方が多かったです。

キーワードによって差があるので検索ボリュームはあくまでも参考、と考えておきましょう。

まとめ

ということでKeyword Surferの解説でした。

キーワード選定はブログの記事でアクセスや収益を出していくために必須です。その作業が楽に出来るので是非使ってみてください。

• その他のキーワード選定に使えるツールの紹介はこちら
• キーワード毎の検索順位をチェックするツールはこちら