この記事では読者にブログの記事を読んでもらうための冒頭文(リード文)を書くために必要な4つのポイントを解説します。
記事を読んでもらうためにはキーワード、ターゲット、記事の内容(中身)が大事。けれど、もう1つ大事なのが冒頭文(リード文)です。
読者さんは記事を開いて「この記事は自分にとって読む価値があるか?」をこの最初の部分で判断します。
つまり、「これは自分にはいらないな・・・」と感じた瞬間ページを離脱してしまうんです。
そうならないために冒頭文章(リード文)の書き方をしっかりマスターしていきましょう。
記事を読みながら、あなた自身の記事の冒頭文を作ってみてくださいね!
この記事でわかること
- 記事の書き出しがうまく書けなくて、簡潔にまとめられない
- 読者に記事をしっかり読んでもらいたい
冒頭文(リード文)を書く際に絶対意識すべき4つのポイント
1.誰に向けた記事なのか?をはっきりさせよう
まず何よりも大事なのが、「この記事は誰(どんな読者)に向けたものなのか?」ということです。
例えばこの記事の場合、
「記事の冒頭文(リード文)がうまく書けないから、書き方のポイントを知りたいとお悩みの方」という風に決めています。
読者は「自分に有益かどうか」で記事を読むか判断します。
だから最初に「あなたに向けてですよ」とはっきりさせて置くことが大事なんですね。
冒頭文を書く前に記事のターゲットをきちんと決めておく、これを徹底しましょう。
\ターゲットの決め方はこちら/
2.「あなたが知りたいことがここにありますよ」とはっきり伝える
2つ目は1つ目ではっきりさせた読者さん(ターゲット)に対して「あなたが知りたいことはここにありますよ」と伝えること。
「これを知りたかった!」とか「まさしく自分のための記事だ」とか「お、これは読んだ方がいいな?」とか。
こんな風に読者さん自身が感じることで初めて記事をじっくり読んでもらえます。
そこで今回は
この記事では読者にブログの記事を読んでもらうための冒頭文(リード文)の書き方を4つのポイントまとめて解説します。
という文章にしています。
この時、読者が検索する際に使うキーワードを盛り込むこと。上記の文章だと「冒頭文(リード文)、ブログ、書き方」ですね。
もう1つのパターンとしては「こんなことで困っていませんか?」というふうに読者が悩んでいることに対して声をかけてあげる書き方も効果的。
画面越しで読者さんが「そうなんだよね・・・」と頷いてくれるように伝えることがポイントです。
3.この記事を読んだあと、どうなるのかを伝える
3つ目が「この記事を読むことで結果的にどうなるのか?」を伝えること。
要するに読者さんに「記事を読んだ後の未来をイメージしてもらう」ことが大事になります。
イメージ出来ないものはどれだけ中身が良くても「なんかよくわからん・・・」ってなります。
要するに「記事を読んで何がわかるの?どうなるの?」ってことが読者さんに伝わればOKです。
例えば
- 冒頭文の書き方がわかって実際に自分で作ることが出来るようになる
- 大阪で一人で行きやすい、とんこつラーメン屋さんがバッチリわかる
- ギター初心者でも、コード弾きが出来るようになる
また、行動を促すことも大事。
今回であれば、
「記事を読みながら、あなた自身の記事の冒頭文を作ってみてくださいね!」
というような感じです。
読者さんは思っている以上に行動をしてくれないため、してほしい行動をこちらから伝えてあげましょう。
自己紹介や挨拶に関しては、そこまで重要ではないと北っちは思います。ただ、自分の名前の部分をTwitterのリンクにしたりしてSNSのフォローを促すのはありです。
また、専門的な分野や歴が長いのであれば「どうも、ギター歴8年の北っちです」みたいな感じで伝えてもOK。読者はあなたとは初対面なのでどういう人なのかわかりません。でもこの一文で「ギター歴」はわかりますよね。
ただし、やたら長い挨拶はNG。するならあっさりにしましょう。
4.まとめの文章と連動させる
冒頭文と同じタイミングでまとめの文章は、作っておくことをおすすめします。
冒頭文とまとめの文章をセットで作ることで、記事全体がブレなくなり話に統一感が出ます。
ここでも再度行動を促したり、今回の記事のポイントを箇条書きで整理してあげたりするのが有効です。
とりあえず流し読みして最後まできた読者さんでも、まとめだけ読んで「あ、もう一回読み直そうかな」って感じる方は多いです。
検索からのアクセスアップは最初の120文字が超重要
検索から記事へのアクセスをアップさせたい場合は、冒頭文の中でも最初の120文字を大事にしましょう。
ここは検索結果一覧で表示されるディスクリプションの部分に使用されるからです。
検索結果一覧で記事の概要(ディスクリプション)は赤枠の部分になります。
このディスクリプションは
- 記事の最初から120文字
- プラグインやテンプレートで自分が設定したディスクリプションから120文字
この2パターンのどちらかであることが多いです。
どちらが優先されるかはわからないため基本的には両方設定しておくことをおすすめします。
たまに本文から抜粋されることもあるけれど、それも読者が知りたい情報やキーワードが含まれているものになります。
冒頭文の長さを決める際の3ポイント
ここまでがポイントの解説でした。でも、あなたはこう思っていませんか?
「ポイントはなんとなく分かったけれど、冒頭文って短く簡潔にまとめるべきなの?それとも多少長くても詳しく書いたほうがいいの?」
これ、どっちがいいか結構悩む方が多いです。
ここからは冒頭文(リード文)の長さを決めるための3ポイントについてお話します。
1.読者の緊急度に合わせて長さを変えていく。
記事の内容、読者によって「緊急度」と「重要度」の2つが変化します。
図で見るとこんな感じ。
- 重要で緊急な事:エラーを解決したい。今すぐ近辺の駐車場を知りたい。
- 重要だけど緊急ではない事:ギター初心者が上達するための練習方法を知りたい。来月の旅行のためのホテル情報を知りたい。
- 緊急だけど重要ではない事:急に昔のドラマの情報が知りたくなった
- 緊急でもないし重要でもない事:日常系やトレンドネタがメイン
例えば、赤いボックスに当てはまる「重要かつ緊急なこと」の場合は前フリとか一切無しですぐに結論や解決策を知りたい、というのが読者の気持ちです。
「パソコンが急につかなくなった!仕事が出来ないから助けて!」っていう状況で調べてて、「パソコンの仕様をまずは知りましょう」とか言われるよりも「それよりまず何をすれば解決出来るのかを教えて!」ってなりますよね。
こういう場合は、冒頭文は簡潔でOKということになります。
逆に緊急性が低い場合はじっくり読みたい人や、読み物として楽しみたいといった読者さんが多いため冒頭文が長くても読まれる傾向にあります。
このように緊急性と重要性で冒頭文の長さは大きく変化します。
2.自分ならどうするかも考える
1つ目のポイントを踏まえつつ、「自分が読むなら?」と考えてみるのも大事です。
これは「自分が読者の立場だったら?」ということを意識して考えてみましょう。
個人的な好みはもちろんありますが、基本的に読者さんは「自分にとってこの記事読む意味あるかな?」で判断しています。
そのため、記事とは関係ない自分の近況などは入れないようにしてください。
逆に、その近況が今回の記事と関わりがあるなら冒頭でその話をした方がスムーズに記事の詳細につながることもあります。
ここを一度考えてみてください。
「余計なことは入れない」が鉄則。
3.実際にリサーチして、他の記事もチェックしてみる
一度今回の記事で狙ったキーワードで検索をしてみて、上位の記事をチェックしてみてください。
上位表示されている記事はやっぱり上手だしお手本になるので。少なくとも5記事は見ることをおすすめします。
その時、
- 検索結果に表示されてるディスクリプション
- 記事の冒頭文を読んでみて
この2つを見ること。そして
- どれくらいの長さなのか
- 読者が知りたいことはなにか?
- 知りたいことに対してどう答えているか(まとめているか)
この3つをメモしていくと何をどれくらいの長さで書けばいいのか目安がわかってきます。
最初は結構大変だと思います。
慣れてくるとざっくり見るだけである程度3つのポイントを把握出来るようになるので、最初はゆっくり取り組んでみてください。
まとめ
ということで冒頭文の書き方でした。もう一度まとめると
- 誰に向けた記事なのか?をはっきりさせる
- 読者が知りたいことがあると、明記する
- 記事を読んだあとどうなるかを伝える
- まとめの文章も一緒に作る
という4つのポイントが大事です。リード文を作る時はこれを踏まえて取り組んでみてください。
\1記事通しても詳しい書き方はこちらで解説しています。/