ブログを運営していると頻繁にチェックすることになるのがアクセス解析。どれくらい読者さんが来ているのか、どんな検索ワードでブログに来てくれたのか。
そういうことを調べることが出来るやつね。でも、アクセスとかUUとかPV数とか・・・これらの言葉の違いって地味にわかりにくい。なので、アクセス解析を初めて使うあなたにもわかっておいて欲しいアクセスとPVについて説明するよー。
アクセス数とPV数の違いは？
まずは北っちが普段から利用しているアクセス解析、Googleアナリティクスの画像をどうぞ。
セッション、ユーザー、ページビューって言葉があるよね。とりあえずはこの辺りをチェックすればOK。
ユーザー＝読者さんの数
ブログに来た人の数を知りたい場合はユーザーをチェックしよう。画像だと、44,619人ってことね。このユーザーの数値はGoogleさんがなんか計算式出してたけど、ぶっちゃけそこは知らなくてもいい。
企業のホームページとかなら重要なんだろうけど、最初はそんなの気にしなくてOK。ユーザーの数字を見て「あ、これくらいブログに来てくれた人がいるのかー」ってくらい。同じ人が何回もブログに来てくれることもあるけど、同じ人の場合は１ユーザーとしてカウントされるよ。
めんどくさいのがこのユーザーって言葉、アクセス解析によって違うことがあるんだよ。i2iだとUU（ユニークユーザー）、Qlookだとビジット。Pt engineが本日の訪問数って感じ。言葉は違うけどこれ全部ブログに来た人数のこと。
ページビュー＝何回ページを開かれたか。
そしてもう一つ大事なのがページビュー。PV数って書かれたりもするよ。Page Viewの略ね。これはあなたのブログが何回表示されたかを表すもの。こっちはわりとどんなアクセス解析でも同じことが多い。
１人あたりブログを何ページ読んでくれているか、という平均値はページ／セッションという値のところね。小数点も出るけどまあそこは気にしない。
この平均値が多ければ多い程、一人一人の読者さんがあなたのブログの記事をたくさん読んでくれてるって風に考えてね。
セッション＝１日にアクセスした回数（同じ人でも）
そして最後にセッション。これもともとは訪問者数って表示だったんだけどねえ。セッションは１人の読者さんが、あなたのブログに来て、あなたのブログから帰るまでの流れのことを言うよ。
検索する→ブログの記事読む→☓ボタンでページを閉じる。これで１セッション。検索でもツイッターとかのリンクでもブログのURLを直接入力しても同じ。
ユーザーの説明のところで、同じ人が何度もブログにアクセスしてもユーザー数は１だよって話したよね。セッションはそれを重複せずに数えてくれる。つまり、同じ読者が１日に３回ブログに来てくれて、帰るまでを繰り返すとセッションは３になるよ。
ちょっとわかりにくいと思うので、絵で説明しよう。
ある読者さんがあなたのブログに来てくれた。その人は1回（記事やTOPページ）を見てくれて、帰って行った。この場合、ユーザーは1人。PV数も1になる。セッションは１。
また別の読者さんがやってきた。この人は1人で５つのページを見てくれた。この場合ユーザーは1人。けど、PV数は５になる。この場合もセッションは１。
最後の読者さんは１日であなたのブログに３回来た。そして、合計で３ページを読んだ。この場合、ユーザー１、PV３、セッションが３になるよ。
アクセス数とPV数はどっちが大切？
質問メールでたまに頂くのが、「アクセス数（ユーザー数）とPV数はどっちが大切ですか？」というもの。
一言で言うと、どっちも大事。ただ、ブログのテーマによってかなり変化があるのは事実。例えばトレンドとか、新着情報をまとめているブログはユーザー数とページビューが同じくらいになりやすい。読者さんが知りたい１記事しか興味が無かったりするから。
逆にテーマがマニアックだったり、スポーツの練習方法だったりのブログは１人あたりのページビューが多くなりやすい。詳しくしりたい！って読者さんが集まりやすいからね。
ただ、どっちのブログでも言えるのは、アクセス数もページビューも一緒にアップさせていけるようにしようねってこと。人がたくさん来ているのに、ページビューが伸びない。なら関連記事を用意してみよう。
マニアック過ぎて人が少ない。でもその割にページビューは結構ある。じゃあより多くの人に伝えられることはないか考えて記事更新してみる。
「アクセス数とかPVとかわかんねーし！」って人は参考にしてみてね。
